スモールスタート

企業の経営資源（人材・資金・情報・時間）には全て制約があります。

あるべき姿を実現する際に、あれもこれもではなく、制約条件を考えて企業体力

にみあった落としどころ（目指す姿）を描き社内の合意形成することが重要です。

システム導入のアプローシには３種類あります。



(1)　業務改革先行型

業務改革を先行させても間接部門の業務はコンピュータシステムにい依存しているため業務改革はペーパー上の成果物だけで、生産販売のぎ業務革新はシステム開発をか待たなければ実現しません。


(2)　システム構築先行型

システムの刷新を先行すると、現状を是認したシステムが構築され、後からの業務改革でシステムの大幅な改造が必要になります。

いづれの場合でもあるべき姿の実現に費用と時間が掛かりすぎるのが問題です。

(3)　スモールスタート型

あるべき姿を描きますが、そこまで一気に到達するのではなく、実現可能性を吟味して、

　・目指す姿の8割でも良いので、効果の高い範囲を選んで、

　・少ない費用で早期にシステム化して、

　・システム導入の効果を早く享受します。

システムが稼働してからの改革で目指す姿を実現していきます。

企業活動が続く限り、業務改革は終わりのない活動です。

そして、目指す姿が実現できると、もっと先の目指す姿が見えてきます。