宅集便
主に購入する物量の関係で、納入業者が、生産ラインと同期して部材を納入することが困難な場合、自社便によって部品メーカを巡回して、必要な時期に、必要な量を集配する。
宅集便を単独の仕組みとして実施するよりは、取引先の集約やKIT発注と組合わせて行うと効果が大きい。
仕入先での納入費用は通常は購買価格に含まれているので、仕入先のトラック便がなくなれば、その分の経費が減るので、購入価格を下げるとしてもそれには、合理的な根拠がある。
ただし、自社便で集配する部品が一部のみで、仕入先のトラック便が減らない状況で、値下げ要求を行うことは好ましくない。
自社便による集配ルートの例