取引先評価計画
取引先を評価し、今後の購買方針に反映させます。以下は参考事例です。
取引先評価作業を行う際の手順についてまとめたものです。
①評価項目・基準の設定
評価項目・基準の例を示します。
- 評価項目の設定
・品質⇒ 不良率・不具合対応・不良解析力/再発防止
・コスト⇒ コストダウン実績・コストダウン提案(協力度)・他社比較(価格水準)
・納期⇒ 納期遵守度・協力度 - 評価基準の設定
・個別評価(品質・コスト・納期)
・総合評価(品質平均、コスト・納期平均で評価)
★評価表 [ 別紙1「取引先評価表(サンプル)」参照 ]
★評価基準 [ 別紙2「評価点の評価基準(サンプル)」参照 ]
②作業実施時期の設定
例えば、「品質管理部門と資材部門で毎年12月に実施する」などです。
③認定要領作成
- 必要項目
・目的、適用範囲、作成基準、認定方法
④作成手続の要領を決める
ポイントは、
・評価作業の役割分担
・承認者
⑤その他
- 当年度、取引の無い場合の処置
例えば、「過去○年間の最新の評価を適用し、過去の承認結果で合・否を判断する」など - 総合評価「否」の場合の処置
継続条件を設定する
例えば、
・代替取引先が見つかるまで
・発注量のコントロール
・取引先への指導の実施 などです - 取引先評価の狙いと進め方
「取引先評価のサンプル」参照